えのきは、いろんな料理に使われるので、私たちも食べる機会が多いですよね。
テレビで「えのきを乾燥させて砕いて食べるとダイエットに効果がある」と紹介されていたのを見た気がしますが、実際のところどうなんでしょう?
今回は、えのきが本当にダイエットにいいのか、詳しく見ていきましょう!
・日本の名称:えのき(英語名:Enoki)
・評価:◎‐とてもダイエットに良い!
・栄養素(100gあたり)
エネルギー:22 kcal
たんぱく質:2.7 g
脂質:0.2 g
炭水化物:4.9 g
食塩相当量:0 g
糖質:3.8 g
・特徴
えのきは、低カロリーで食物繊維が豊富なキノコの一種で、長く細い白い茎と小さな傘が特徴です。シャキシャキとした食感があり、鍋料理や炒め物、サラダなど幅広い料理に使われます。抗酸化物質が多く含まれており、健康をサポートする食品としても人気です。
・えのきダイエットやり方
えのきは低カロリーかつ満腹感が得られるため、ダイエットには理想的な食品です。えのきを使ったスープや炒め物、さらにはえのきご飯などに取り入れ、ボリュームを出しつつカロリーを抑える食事法が効果的です。また、えのきを冷凍保存すると栄養価が高まり、より効果的にダイエットをサポートします。
・効果
えのきはカロリーが非常に低い一方で、食物繊維やビタミンB群が豊富に含まれています。食物繊維は消化を助け、腸内環境を整える働きがあり、便秘の改善や満腹感の向上に役立ちます。さらに、ビタミンB群は代謝をサポートし、脂肪の燃焼を促進します。また、えのきには抗酸化物質も含まれており、老化防止や免疫力の強化にも効果が期待されます。
・摂取タイミング
良いタイミング:昼食や夕食のメイン料理や副菜として、食事のボリュームアップに利用するのがおすすめです。
悪いタイミング:空腹時に大量に摂取すると消化不良を起こす場合がありますので注意が必要です。
・おすすめの食べ方
えのきは、その食感を活かして様々な料理に応用ができます。鍋料理や味噌汁に入れると、食物繊維が摂取しやすくなり、スープとの相性も抜群です。また、えのきを炒めてシンプルに塩や醤油で味付けすると、低カロリーかつ栄養豊富な一品になります。えのきを冷凍することで細胞壁が壊れ、うま味や栄養が増加するため、事前に冷凍してから調理する方法もおすすめです。
・気を付けること
えのきは大量に食べても比較的安全ですが、生で食べると消化が悪いため、必ず加熱調理してから食べる必要があります。また、傷みやすいので新鮮なうちに早めに調理するか、冷凍保存するのがベストです。食べ過ぎるとお腹を壊すこともあるので、適量を守りましょう。
・一緒に食べると良い食材、悪い食材
良い食材:豆腐や野菜など、低カロリーで栄養価の高い食材と一緒に調理すると、さらにヘルシーな食事になります。例えば、豆腐とえのきの味噌汁や、野菜炒めにえのきを加えることで、栄養バランスが良くなります。
悪い食材:高脂肪の肉やバターなど、えのき自体の低カロリーさを損なうような食材との組み合わせは避けると良いでしょう。
・成人一日の推奨摂取量とカロリー
推奨摂取量:100g、カロリー:22 kcal
・子供一日の推奨摂取量とカロリー
推奨摂取量:50g、カロリー:11 kcal
・旬の季節
えのきは一年中手に入りますが、特に11月から2月にかけてが旬の時期です。
・産地
えのきは主に長野県で多く生産されており、他にも新潟県や群馬県などの寒冷地で栽培されています。温度管理が重要で、低温で育てられます。
・豆知識
えのきの正式名称は「エノキタケ(榎茸)」で、昔は自然の榎の木の根元でよく見つけられたことからこの名がつきました。現在は栽培技術が発展し、通年出荷が可能になっています。冷凍するとうま味が増すことから、ダイエットや健康に効果的な「冷凍えのきダイエット」も話題になっています。
【私の経験から】
えのきはダイエットに限らず、いろんな料理に使われるので、普段から食べている方も多いと思います。私も、よく食べるのですが、えのきは食べやすいので、ついあまり噛まずに食べてしまうことがあります。
でも、実はえのきはしっかり噛まないと、その効果が減ってしまうんです。なので、ぜひよく噛んで食べてくださいね!それと、えのきには「エノキタケリノール酸」という成分が含まれていて、内臓脂肪の減少を促す効果があるんです。また、脂肪の吸収を抑えてくれる「キノコキトサン」も含まれているので、ダイエットにはぴったりですよ!
是非、えのきを取り入れて、効果的にダイエットを進めていきましょう!