・日本の名称: 鯖 サバ(英語名:Mackerel)
・5段階で評価: ◎‐とてもダイエットに良い!
・栄養素(100gあたり):
エネルギー: 205 kcal
たんぱく質: 20.7 g
脂質: 13.9 g
炭水化物: 0.2 g
食塩相当量: 0.5 g
糖質: 0 g
・特徴
サバは高たんぱくで良質な脂肪を多く含む青魚で、特にオメガ3脂肪酸(EPAやDHA)が豊富です。これらの成分は、心臓の健康を促進し、コレステロール値の改善に寄与します。ビタミンDやビタミンB群も多く含み、骨や筋肉の健康をサポートします。脂質は高いものの、その質が良いため、適量摂取すればダイエットにも適しています。
・サバダイエットやり方
サバダイエットは、主にサバをメインのタンパク源として取り入れる方法です。サバ缶や焼きサバを食事に取り入れ、炭水化物を減らす低糖質ダイエットと組み合わせることが推奨されます。特にサバ缶は手軽に利用でき、調理の手間がかからないため、ダイエット生活に取り入れやすい食材です。
・効果
サバはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているため、血液をサラサラにし、動脈硬化の予防に役立ちます。また、良質なたんぱく質が筋肉量を維持・増加させ、基礎代謝を高めるため、脂肪燃焼を促進する効果があります。さらに、ビタミンDが骨の健康を支えるほか、ビタミンB群がエネルギー代謝を助けるため、全体的な体調維持にも優れた効果を発揮します。脂質が多く、満腹感が持続しやすいため、過食を防ぎ、持続可能なダイエットに役立ちます。
・摂取タイミング
サバは昼食や夕食に取り入れるのが効果的です。高タンパクで満腹感が持続するため、夜遅い食事でも過食を防ぎやすいです。運動後に摂取することで、筋肉の回復やエネルギー補充にも役立ちます。一方、脂質が高いため、朝食としての摂取は胃に負担がかかる可能性があるため避けた方が良いでしょう。
・おすすめの食べ方
焼きサバや煮つけは、シンプルかつ栄養を損なわずにサバを美味しく食べる方法です。焼く際は油を使わずにグリルで焼くと、よりカロリーを抑えられます。また、サバ缶をサラダに加えたり、汁ごとスープに利用することで、栄養を余すことなく摂取できます。脂質が気になる場合は、酸味のある酢を使ってさっぱりとした南蛮漬けにするのもおすすめです。
・気を付けること
サバは脂質が多いので、摂取しすぎるとカロリーオーバーになる可能性があります。適量を守って摂取することが大切です。また、サバにはヒスタミンが含まれており、長時間放置したり不適切に保存されると食中毒のリスクが高まるため、購入後はすぐに冷蔵・冷凍保存を心がけましょう。
・一緒に食べると良い食材、悪い食材
サバと一緒に食べると良いのは、ビタミンCが豊富な野菜や果物です。特にレモンやピーマン、ブロッコリーと組み合わせると、サバに含まれる鉄分やカルシウムの吸収が促進されます。一方、糖分や脂肪分の多いマヨネーズやクリーム系のソースとは相性が悪く、ダイエットの効果を損なう可能性があるため避けたほうが良いです。
・成人一日の推奨摂取量とカロリー
1日100~150g程度のサバが推奨されます。カロリーは205~307kcalです。
・子供一日の推奨摂取量とカロリー
子供の場合、50~75gが適量で、カロリーは102~153kcal程度です。
・旬の季節
サバの旬は、秋から冬にかけてです。特に脂が乗る10月から12月が一番美味しい時期です。
・産地
日本では、長崎県や三重県、千葉県などで多く漁獲されています。これらの地域では、特に脂の乗った「寒サバ」が有名です。
・豆知識
「サバを読む」という言葉は、魚市場で数を誤魔化す行為が由来です。昔、サバは腐りやすく数えるのが難しかったため、素早く数を読んだ結果、誤差が生じることが多かったと言われています。また、サバは古代から食されており、日本書紀にもその記述が残されています。特に保存食としても重宝され、干物や塩サバとしても古くから親しまれています。
【私の経験から】
鯖が体に凄く良いというのは昔から知ってましたが、改めて見ると凄いですね!
鯖缶ダイエットって流行った時にみそ煮より、水煮を選ぶように勧めてましたが・・水煮は正直美味しく無いです・・。
もちろん、鯖缶の味噌煮でもいいんですけど、少し塩分やら脂質が多くなる気がします。
身体の為とは言え、美味しくないのを食べるのは私のダイエット道に反しているので、それならばサバを買ってきて焼く方が美味しい!
水煮も使い方次第ですけどね~皆さんもダイエットは美味しく食べてストレスのない食材を選んでくださいね!